第4回esca分科会について

第4回esca分科会は、名古屋市立大学芸術工学研究科准教授である小鷹研理氏をお招きし、「空想のなかの身体の像(かたち)」についてお話しいただきます。ぜひ多くの皆さまにご参加いただければ幸いです。

・講演者:小鷹研理氏
・テーマ:空想のなかの身体の像(かたち)
・日 時:2022年3月5日(土)14:00~15:30
・形 式:Zoomによるネットワーク型ミーティング

※2022年2月28日に参加登録者にリンクを送付予定

講演者プロフィール

小鷹研理

名古屋市立大学芸術工学研究科准教授。1979年生まれ。京都大学総合人間学部卒業。同大学院情報学研究科修了後、情報科学芸術大学院大学(IAMAS)、早稲田大学WABOT-HOUSE研究所を経て2012年より現職。2019年に日本認知科学会より第7回野島久雄賞を受賞。

『からだの錯覚』を中心テーマとして標榜している小鷹研究室を主宰する。研究テーマは、幽体離脱(重力反転)、身体の伸縮感覚、セルフタッチ、影・鏡・イラストによる所有感の変調など多岐にわたる。バーチャル・リアリティー(VR)技術を積極的に導入し、「具体的に体験可能なインタラクション装置」のなかで設計された一見異質な「からだ」のリアリティーを様々な尺度で検証している。

近年の発表に、手足が伸びる体験装置「Stretchar(m) 」(UNITY Award in EC2017, Siggraph Asia 2017) /「Elastic Arm Illusion」(Finalist in VR Creative Award 2018)/ 「Elastic Legs Illusion」(CHI 2020)、幽体離脱体験装置「Recursive Function Space」(Siggraph Asia 2017) / 「Self-umbrelling」(Siggraph Asia 2018)などがあり、「からだは戦場だよ2018Δ ボディジェクト思考法」(やながせ倉庫・ビッカフェギャラリー),「名古屋電映博2020 注文の多いからだの錯覚の研究室展」(ナディアパーク・7thカフェ)など多数の体験型展示を企画している。

また、小鷹研究室として、Best Illusion of the Year Contestに2019年より3年連続入賞中(ボディジェクトの指、XRAYSCOPE、スライムハンド)。

2021年12月21日から2022年2月27日までの間、NTTインターコミュニケーション・センター(ICC)にて「頭部解放宣言」が展示。

参加申込について

・参加費:無料
・参加資格:当学会会員および非会員
・参加申込:下記の申込フォームに必要事項をご記入の上、お申し込みください

・申込締切:2022年3月4日(金)10:00まで

※小鷹氏にご質問がある方は申込フォームに質問事項を合わせてご入力ください。

※誠に勝手ながら非会員の方々につきましては先着順でお申し込みを受け付け、申込者数が定員に達した場合は、非会員の方々のお申込みをお断りする場合があります。予めご了承ください。

※お申込みされたにも関わらず2022年3月4日までにZoomコードが届かない場合、事務局にご連絡ください。

申込フォーム